Pocket


UR賃貸は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理する公的な賃貸住宅です。
かつては「公団団地」と呼ばれていました。
現在、全国におよそ75万戸あり、中~高所得者向けの住宅で、入居条件に収入の下限が設定されています。
 
なお、その条件は申し込み物の平均収入額(サラリーマンなら年収/12)が基準月収額(家賃の4倍または33万円)以上ある方とされています。
例えば、年収500万円の方の平均収入額は41.6万円、これを1/4した10.4万円の家賃までなら入居できることになります。
 
次にUR賃貸のメリットとデメリットを考えていきます。
 

メリット

礼金が不要

必要な初期費用は敷金2か月分と共益費だけ(勿論引っ越費用は別途必要です)
礼金が不要な分で新しい住まいに合わせた家具や家電を用意する事が出来ます。

仲介手数料が不要

通常、不動産会社で賃貸物件を探してもらうと仲介手数料が発生しますが、UR賃貸の場合はこれが不要です。
(なお賃貸住宅の仲介手数料は、1ヶ月分の家賃以内と消費税とされています。)
 

保証人が不要

申し込み時に、申込者の住民票の写しや所得証明などの必要書類の提出だけで審査が行われます。
保証人を立てる必要がないため気軽に申し込みを行う事が出来ます。

原状回復負担区分が明確

通常使用に伴う、損傷の復旧費用はURが負担します。(居住者の瑕疵による損傷は自己負担)
なお平成26年上半期にURを退去された方の平均負担額は26,000円との事です。

抽選なしの先着順受付

空室があれば、申込順で入居できます(公団団地のころは抽選とされていました)

更新料も不要

更新料とは、賃貸借契約には通常2年という『期間の定め』があります。その2年の賃貸借契約の期間が満了した場合、契約の更新にあたって賃借人から賃貸人に支払われる金銭のことをいいます。 … 本契約を更新する場合は、更新料が必要』という旨の文書が記載されてあれば、それは支払わなければならない費用となります。
URではこの更新料が不要で賃貸借契約は自動で更新されますので長く居住するほどコストが下がります。
 

その他

多くの物件がある為、単身者からファミリーまで様々な家庭に対応している。
ペット可能の物件もあるなどが挙げられます。
 

デメリット

 

訪問者が多い

UR賃貸の物件は基本的に築年数が古くオートロックが備わってない事が多いです。
このため、セールスなど不当な訪問者が多いと言われています。
 

住民トラブルに関与しない

UR職員は基本的に住民同士のトラブルを解決してくれないと言います。
また、保証人が不要の裏返しで、アジアや東南アジア系の住人も増えているそうです。
文化や風習の違いで様々なトラブルが予想できますが、自ら対応する必要があると言えます。
 

まとめ

 
間取りが広い、入退去時の費用が明確、比較的安い賃料、保証人が不要などで近頃は注目されることが多くなりました。
しかし住んでみないと分らない事が後々出てくることも予想されます。
先着順で受け付けるため急いで申し込みをしたくなりますが、現地に色々な時間帯に足を運び観察してから決断した方が良いでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
Pocket