【FP解説】フリーランスママに育休制度はない?お金と働き方ガイド
「フリーランスとして働いているけど、出産や育児のとき、どうしたらいいの?」「会社員みたいに育児休業とか、育児休業給付金ってないの?」…そんな不安や疑問を抱えているフリーランスママもいるのではないでしょうか。
この記事では、フリーランスママがお金と育児について知っておくべきこと、そして、自分らしい働き方を見つけるためのヒントを、FP(ファイナンシャルプランナー)がわかりやすく解説します。
この記事を読めば、
- フリーランスママが利用できるお金の制度がわかる
- フリーランスならではの働き方がわかる
- 橿原市で利用できる子育て支援サービスがわかる
といったメリットがあります。ぜひ最後まで読んで、出産・育児への不安を解消してくださいね!
フリーランスママに「育児休業」制度はないけれど…
会社員の場合、育児・介護休業法に基づき、子どもが1歳になるまで(一定の場合は最長2歳まで)育児休業を取得できます。また、育児休業中は、雇用保険から育児休業給付金が支給され、収入の減少をカバーしてくれます。
しかし、フリーランスは、雇用保険に加入していないため、育児休業給付金を受け取ることができません。また、法律上の「育児休業」という制度もありません。
でも、大丈夫!フリーランスには、会社員とは違う、自分らしい働き方、そして、利用できるお金の制度があります。次から詳しく見ていきましょう。
フリーランスママが使えるお金の制度(橿原市版)
フリーランスママが利用できる可能性のあるお金の制度には、以下のようなものがあります。(2024年5月現在)
※制度の内容は変更される可能性があります。最新の情報は、必ず各機関にご確認ください。
出産育児一時金(国民健康保険)
国民健康保険の被保険者が出産したときに支給されます。原則として、1児につき50万円が支給されます(産科医療補償制度に加入している医療機関等で出産した場合)。
- 対象者: 橿原市の国民健康保険に加入している方
- 申請方法: 橿原市役所 市民保険部 国保年金課に申請
- 詳細: 橿原市公式サイトの「出産育児一時金」のページをご確認ください。
児童手当
中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。所得制限があります。
- 対象者: 中学校卒業まで(15歳到達後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方
- 支給額(月額):
- 3歳未満:一律15,000円
- 3歳以上小学校修了前:10,000円(第3子以降は15,000円)
- 中学生:一律10,000円
- 所得制限:児童を養育している方の所得が、所得制限限度額以上の場合、特例給付(児童1人当たり月額一律5,000円)が支給されます。
- 申請方法: 橿原市役所 こども未来部 こども家庭課に申請
- 詳細: 橿原市公式サイトの「児童手当について」のページをご確認ください。
児童扶養手当(ひとり親家庭の場合)
ひとり親家庭の生活の安定と自立を支援するための手当です。所得制限があります。
- 対象者: 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童(または20歳未満で一定の障害のある児童)を監護している母、父、または養育者
- 詳細: 橿原市公式サイトの「児童扶養手当」のページをご確認ください。
国民年金保険料の免除制度(産前産後期間)
フリーランス(国民年金の第1号被保険者)は、出産予定日または出産日が属する月の前月から4か月間(多胎妊娠の場合は3か月前から6か月間)の国民年金保険料が免除されます。
- 対象者: 国民年金の第1号被保険者で、出産日が平成31年4月1日以降の方
- 申請方法: 橿原市役所 市民保険部 国保年金課に申請
- 詳細: 橿原市公式サイトの「国民年金保険料の産前産後期間の免除制度」のページをご確認ください。
その他、橿原市独自の支援制度
- 現在調査中です。情報が分かり次第追記いたします。
その他、所得が低い場合などに利用できる国民健康保険料や国民年金保険料の減免制度、医療費助成制度などもあります。詳しくは、橿原市公式サイトをご確認いただくか、担当窓口にお問い合わせください。
フリーランスならではの働き方
フリーランスの最大のメリットは、働き方を自分で決められることです。会社員のように決まった時間に決まった場所で働く必要がないため、妊娠中や産後の体調に合わせて、仕事のペースを調整できます。
例えば、
- つわりがひどい時期は、仕事量を減らす
- 体調が良いときは、まとめて仕事をする
- 子どものお昼寝中に、自宅で仕事をする
- 子どもが寝た後や、早朝に仕事をする
など、自分の体調やライフスタイルに合わせて、柔軟に働くことができます。
また、在宅ワークであれば、通勤の負担もなく、自宅でリラックスして仕事ができます。Webデザイン、ライティング、プログラミングなど、在宅でできる仕事はたくさんあります。
ただし、仕事と育児の両立は、簡単なことではありません。時間管理をしっかり行い、無理のないスケジュールを組むことが大切です。必要に応じて、家族や外部のサポート(ベビーシッター、家事代行サービスなど)を活用することも検討しましょう。
FPからのアドバイス
フリーランスママは、会社員と比べて、利用できる制度が少ないと感じるかもしれません。しかし、情報を集め、制度を賢く活用することで、お金の不安を軽減することができます。
まずは、出産・育児に関するお金の情報を集めることから始めましょう。橿原市のウェブサイトや広報誌をチェックしたり、FPなどの専門家に相談したりするのもおすすめです。
また、フリーランスは収入が不安定になりがちです。妊娠・出産を機に、家計の見直しや、将来に向けた資産形成についても考えてみましょう。
「何から始めたらいいかわからない…」という方は、ぜひお気軽に無料相談をご利用ください。FPが、あなたに合ったプランを提案させていただきます。
まとめ
フリーランスママには、会社員のような育児休業制度はありませんが、利用できるお金の制度や、フリーランスならではの柔軟な働き方があります。
大切なのは、早めに情報収集し、準備をすること。そして、困ったときは、一人で悩まず、専門家や周りの人に相談することです。
橿原市には、子育てを応援してくれる様々な制度やサービスがあります。ぜひ、それらを活用しながら、あなたらしい子育てライフを実現してください!
⚠️本記事は2024年5月現在の情報に基づいて作成しています。制度の内容は変更される可能性がありますので、最新の情報は必ず関係機関にご確認ください。
監修:かながわFP相談所 FP金川