火災保険の補償が「静かに減っている」?破損トラブルに要注意【2025年最新版】
【火災保険ご加入の皆さまへ 大切なお知らせ】
こんにちは、かながわFP相談所の金川です。
今年の秋から、大手損保各社で火災保険の補償内容が一部見直される予定となっています。
特に注意が必要なのが、「建物のちょっとした破損」や「テレビ・パソコンなどの家財の破損」です。
これらは実は火災保険の中でも最もよく使われている補償内容ですが、今後は保険の対象外となるケースが増えてくると見られています。
「うちの契約ではどうなる?」と気になった方は、こちらからLINEで無料相談していただけます。
ちょっとした破損、今までは保険で直せたのに…
たとえば以下のような「日常のちょっとした事故」でも、今までは火災保険で修理費がカバーされていました。
- ・子どもが壁に穴を開けてしまった
- ・掃除機をぶつけて床や建具がへこんだ
- ・テレビを落として画面が割れた
- ・風で飛ばされた物が窓に当たりガラスが割れた
しかし、こうした突発的な破損トラブルは、保険金の支払い件数が非常に多く、保険会社にとってコストがかさむ項目になっていました。
そのため、各社が順次「補償の対象外化」「自己負担の引き上げ」などを実施しているのが現状です。
業界全体が「補償縮小」へ動いている
今回の見直しは、一部の保険会社にとどまらず、火災保険業界全体が同じ流れにあります。
更新や新規加入のタイミングで「補償内容が変わっていた」「知らないうちに破損が対象外になっていた」など、気づかないまま損をするケースも起きています。
補償は減っているのに保険料は据え置き、あるいは上がっていることもあり、実質的な「改悪」とも言えます。
築10年以上の方は特に注意が必要
築年数が経過した住宅の場合、破損か経年劣化かの判断が厳しくなる傾向にあります。
たとえば外壁のひび割れや、設備の破損でも、「これは古くなって壊れただけなので対象外です」と判断されることがあります。
特に奈良・橿原エリアでも、住宅の老朽化に伴い補償されると思っていた内容が実は対象外だったという相談が増えています。
更新や再契約の前に「今の補償内容」を確認しよう
現在ご契約中の方にはすぐ影響が出るわけではありませんが、更新や新規加入が今年秋以降の方は注意が必要です。
火災保険は通常5-10年契約が多く、一度契約すると見直す機会が少ないのが実情です。
今の補償内容をしっかり把握したうえで、必要であれば見直し・変更を検討することが大切です。
「営業されるのが嫌」という方もご安心ください
かながわFP相談所では、必要のない方に保険をすすめることはありません。
今の契約で問題がなければ「今のままでOKです」とハッキリお伝えしています。
だからこそ、安心してご相談いただけます。
火災保険の内容が「よく分からない」「うちはどうなるのか気になる」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。