住宅ローンと生命保険、入る順番は?家を買う時に“損しない”FPガイド【2025年最新版】
住宅ローンと生命保険、入る順番は?家を買う時に“損しない”FPガイド
「家を買う時って、生命保険も見直した方がいいの?」
「住宅ローンの団信(団体信用生命保険)だけで大丈夫?」
こういった質問、奈良・橿原エリアでも年々増えています。
住宅購入やローン組み換えを考えている方は、LINEで無料相談受付中です。
団体信用生命保険(団信)とは?
住宅ローンを借りる時、多くの金融機関で「団体信用生命保険(団信)」への加入がセットになっています。
団信とは:
住宅ローンの返済中に契約者が亡くなった場合や、重度障害になった場合、ローン残高がゼロになる保険です。
つまり、「住宅ローン=家族への保障がある」という意味でもあります。
団信でカバーできる範囲・できない範囲
- 死亡や高度障害時は住宅ローン残高がゼロに
- 基本は“ローン返済”にしか使えない(生活費・教育費・医療費はカバー外)
- 三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)特約付きも増えているが、条件や保障範囲は要確認
- 持病がある場合は加入できない/特別条件になることも
持病や既往歴がある場合の住宅ローンは?
持病や過去の病気がある場合、一般的な銀行ローンの団信審査に通らないことが多いです。実は、団信に加入できないと多くの銀行ローンは利用できません。
それでも「どうしても家を買いたい」場合には、以下の方法があります。
- ワイド団信(引受基準緩和型):
・通常の団信より保険料は高くなりますが、持病・既往歴があっても加入できる場合があります。 - フラット35:
・団信なしでも住宅ローンが組める全国共通の長期固定ローン。
・ただし、団信なしの場合は「契約者が亡くなるとローン残高がそのまま家族に残る」リスクもあるため、民間の生命保険などでリスクカバーが必要です。
「持病があるからマイホームは無理」と諦めず、ワイド団信・フラット35・生命保険の組み合わせなど、選択肢をFPに相談してみるのがおすすめです。
生命保険は“いつ”どう選ぶ?タイミング別の違い
- 【ローンを組む前】
・保険診断をして、保障の全体像を把握してから家計を設計できる
・団信に通らない持病や既往歴がある人は、民間の生命保険が必須に - 【ローンを組んだ後】
・実際のローン返済額や家計の余裕を見て最適な保険を選べる
・団信の内容を踏まえ、「重複保障」や「保障の過不足」を調整しやすい
家庭によって「先に保険を見直した方がいい」ケースと、「後からでもOK」なケースがあります。
共働き・単独名義・持病あり…ケース別の注意点
- 共働き夫婦:どちら名義でローンを組むかによって、必要な保障額が変わる(ペアローン/連帯債務/単独名義など)
- 単独名義+専業主婦(夫):
・団信で住宅ローンは守られるが、生活費や教育費の保障は別途必要
・世帯主の“死亡時の家計シミュレーション”をFPに相談するのがおすすめ
団信+生命保険のベストバランスは?
「団信があれば生命保険はいらない?」という相談も多いですが、実際には家族構成・働き方・住宅以外のライフイベントで必要保障額は大きく変わります。
- 団信+生命保険のダブり(重複)に注意:
・住宅ローン残高と、その他家族の生活費・教育費をきちんと分けて考える - 逆に「団信だけ」では足りないリスクも:
・団信は住宅ローンにしか使えない→他の生活費には使えない
・もしもの時、「住む場所は残ったけど、生活費が足りない」事態になりやすい
【事例】団信だけで安心して失敗した家庭
- 団信で住宅ローンがゼロになったが、生活費や教育費の保障が不足し、子どもの進学費用で苦労した例
- 持病で団信に入れず、民間保険も遅れて検討したため希望の保障が組めなかった例
- 夫婦共働きで「二人分の団信があるからOK」と思っていたが、夫婦どちらかが長期離脱で収入減・家計悪化した例
FPからのアドバイス:「家計全体」で考えるのが正解!
家を買うタイミングは「家計全体の見直しチャンス」です。
生命保険だけでなく、医療保険・教育費・老後資金・資産運用まで“まるごと設計”するのが本当の家計防衛。
奈良・橿原エリアでも、住宅購入の前後で「家計診断」を受けるご家庭が急増しています。
【まとめ】最適な順番は「家庭ごとに違う」!迷ったら無料診断を
住宅ローンと生命保険、入る順番は「ご家庭の家計・働き方・ライフプラン」によって違います。
AIやネット情報だけでは分からない“あなたの場合”の最適解、気軽にFPにご相談ください。
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