自動車保険の値上げが続く?弁護士特約・個人賠償・先進医療の重複保障に注意

こんにちは、かながわFP相談所の金川です。
9月に入りましたが、まだまだ厳しい暑さが続いています。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

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10月から自動車保険の値上げが予定されています

2025年10月から大手損保の一部で自動車保険料の値上げが予定されています。さらに来年初めには、他の大手損保(いわゆるメガ損保)も追随して引き上げる見込みであり、今後は「値上げの流れ」が続くと考えられます。

自動車保険料は事故率や修理費の高騰、物価上昇などさまざまな要因で上がっており、契約者にとって負担が大きくなるのは避けられません。

任意保険未加入ドライバーが増加中

一方で、近年は任意保険に加入せずに運転しているドライバーも増えています。事故に遭ったときに「相手が無保険だった」というケースも珍しくありません。

こうしたリスクに備えるために重要なのが、無保険車傷害車両保険です。これらが付いていれば、相手が保険に加入していなくても自分や同乗者を守ることができます。

「相手が保険に入っているはず」と思い込むのは危険です。ご自身の契約でしっかりカバーできているか、ぜひ確認してみてください。

弁護士特約は非常に有用だが、重複に注意

事故にあったときに心強いのが弁護士特約です。示談交渉を弁護士に依頼でき、費用をカバーしてもらえるため大きな安心につながります。

ただし、車を2台以上所有している場合、それぞれの契約につける必要はありません。通常はどちらか一方に付加していれば、家族全体で利用できるケースが多いのです。
重複契約は無駄になる可能性があるため、ぜひ一度チェックしてみてください。

※ただし、共済など一部では「その車にしか適用されない」ケースもあるため要注意です。

個人賠償責任保険も重複しやすい

もう一つ確認しておきたいのが個人賠償責任保険です。これは日常生活で他人に損害を与えてしまったときに補償してくれるものですが、複数の保険に付いていることが多いです。

たとえば、
・火災保険に付帯
・自転車保険に付帯
・自動車保険に付帯
といった形で、知らず知らずのうちに重複加入してしまうケースがあります。

二重に加入していても実際に支払われるのは一契約分だけです。契約内容を確認し、どこか一つにまとめるだけで保険料を節約できる可能性があります。

医療保険の先進医療も二重給付はされない

医療保険に付加されることの多い先進医療特約も注意が必要です。先進医療は「技術料」が対象となる仕組みのため、複数の契約に入っていても重複して給付されることはありません。

先進医療自体は大変有益な保障ですが、あまりに多重に加入してしまうと保険料がムダになることもあるのです。

まとめ|値上げ時代こそ、重複保障を点検しよう

自動車保険料の値上げは避けられない流れです。だからこそ、同じ保障に複数加入していないか本当に必要な特約だけが残っているかを確認することが家計を守る第一歩です。

無保険車傷害や車両保険など、自分と家族を守るべき保障はきちんと備えつつ、弁護士特約・個人賠償・先進医療などの「重複保障」に注意して、ムダを省きましょう。

「うちはどうなる?」と不安に感じた方は、専門家と一緒に確認するのが安心です。

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