サラリーマンの方で定年退職後の暮らしをどうすればいいかお悩みの方も多いです。
老後の生活設計ともいいますが、結局のところお金と健康の問題に終始することになりますよね。
健康でお金があれば何も悩まず生活できますからね(笑)
でもそんな人ばかりではありません。
みなさん身の丈を知り、その範囲内で堅実に暮らしてるのが現実です。
今回は定年退職後の収入にフォーカスして考えていきます。
目次
定年退職後も労働者として給与を得る
多くの方がこの道を選ばれるのではないでしょうか?
今まで長年続けてきた職場で慣れた仕事を続けつのであれば、会社から得ることが出来る給与は下がるものの、
仕事もプライベートも大きく変える必要がありませんので楽ですよね。
ただし加齢とともに肉体的なパフォーマンスは必ず低下します。
ブルーカラーの方ですと肉体的な負担が大きくなることが不安ではないでしょか。
会社が配慮してくれるのならいいのですが。そんな会社ばかりでもないでしょう。
定年退職後は違う会社に勤める
定年退職後、同じ会社で勤めることが出来なかった場合は他社に雇ってもらうか、
パートやアルバイトをしていくことになります。(シルバー人材派遣センターなど)
この場合よほど資格やスキルが無い限り、あまり条件のいい仕事は少ないのではないでしょうか?
ですから定年退職をにらんで早くから資格取得やスキルアップを計画的に行っていく必要があります。
また詳細は省きますが、健康保険も国民健康保険に加入しご自身で支払っていく必要が出てきます。(健康保険の任意継続制度がありますが割愛します)
思い切って起業する
個人的にはこれがいちばん面白いと思います。
今まで培ってきたキャリアと人脈を駆使して新しく仕事を作っていく。
よほど無茶な資金計画をたてずスモールビジネスを目指せばたとえ上手くいかなくても損害は少ないです。
スタートアップ時は収入も少ないでしょうけど、あなたの頑張り次第で収入は無限です(大げさですが)
それよりも、何と言ってもサラリーマン時代とは違う自由さが手に入ることが大きいです。
休みも自分の思いどうりに取れますし、嫌な上司もいないので自由気ままです(笑)
しかし退職後直ぐに起業して上手くいくかといえば、そんな甘い世界ではありません。
やはり時間をかけて念入りに計画を練りサラリーマン時代から副業として練習をしていく必要もあるでしょう。
とは言ってもインターネットを上手に利用して行けば起業しやすい時代になってると感じます。
あとは本人のやる気と覚悟といったところでしょうか。
定年後の起業を考える
定年退職後に起業する時おすすめできそうな仕事を考えてみます。
・アフェリエイトなどブログでの広告収入
・せどりやオークションなど物販系のビジネス
・士業やコンサルタントなど相談業務
・デイトレード、FXや投資信託など投機と投資
・不動産経営
アフェリエイト
アフェリエイトとは広告収入のことを言います。
例えばあなたのブログを閲覧した人がそのブログにある広告をクリックして商品購入に至れば、
購入代金の何パーセントかを貰える仕組みの事を言います。
パソコンがあればだれでも参加できますから、参入障壁は低く既にやってるかたも多いです。
しかし2‐3か月だけやって全く成果が上がらず途中であきらめる人が大多数のようです。
諦めず続けることが出来る人だけが収益を得てるようですね。
ブログネタは難しく考えずブログを見てくれる方の視点で書くことが最大のポイントと言えます。
せどりなど物販ビジネス
せどりは雑誌などで良く紹介されていますが、量販店やリサイクルショップで安く仕入れネットオークションで販売し利ザヤで稼ぐ方法です。
必要なのは仕入れにかかる資金とリサーチ力です。
街を歩き回る、またはネットショップで安い商品を見つける嗅覚と忍耐力があればスタートは可能です。
反面、資本が少なくても始めることが出来るので参入障壁が低くライバルも多いです。
仕入れもお住いの場所によって大きく左右されることが多く地方在住の人には難しいのではないでしょうか。
これを実行するより、定期的に開催される見本市やギフトショーにバイヤーとして訪れ、
商材を探す方が確実な印象を受けます。
もちろん目利きのセンスが要求されますが・・
士業・コンサルタントビジネス
スキルや資格をお持ちでしたら、それを生かして困ってる人の相談に乗る仕事です。
相談に乗って満足を得る答えを導くことが仕事ですからそれなりの経験などは必須でが、
必要なのは自分の知識と経験のみです。
開業に掛かる資金はPCや通信機器、webページ作成費用等ですので多くはかかりません。
定年起業としておススメできる業務のひとつです。
投資と投機
まず投資と投機は分けて考えなけれないけません。
投資とは、資金を投じてその会社や商品の成長を助け収益を上げる事です。
投機とは、端的にいうとギャンブルです。
デイトレードとは日ごとに株式投資を行い値上がり益(キャピタルゲイン)を狙い売買することを言います。
FX(外国為替証拠金取引)は日々変動する通貨の価格差で利ザヤを得ます。
どちらも投機的(ギャンブル)取引と言われることが多いです。
定年起業としてデイトレードをされる方もおられますが、株にしろ通貨にしろ先の事は誰にも分かりません。
ですから余裕資金の範囲内でトレードする分にはいいですが、退職金をつぎ込んでトレードするようなことは絶対にしてはいけません。
一方、投資は気に入った会社や商品に資金を投じて成長を見守り、配当(インカムゲイン)を得るこことを目指すスタイルです。
配当金や株主優待で年間5%程度が貰えれば良いほうですから大きな収入になることはありません。
もちろん一時的に株価が上下することもあるので注意が必要です。
これらは、街の証券会社やオンライン証券で購入可能です。
最初にまとまった資金さえあればすぐに始めることができる反面、仕組みや用語を抑えるまでなかなか上手くいかないと思われます。
やはり事前に少額でも構わないのでトレード経験を積むことが大事です。
不動産投資
自分で不動産を購入して他人に貸し出すことで収益を得ます。
俗にいう大家さんですね。
東京オリンピック開催の決定で東京などの大都市ではバブルさながらの活況を呈しているといいます。
一方地方に目を向ければ地方から都市部への人口の流出と少子高齢化で、地方での賃貸ビジネスは厳しくなってゆく一方ではないのでしょうか?
反面クールジャパン効果でインバウンド(外国人)の観光客がたくさん来られます。
そこに目を付けた民泊(Airbnb)などが人気のようです。
ただ、旅館業法などが現状に追いついておらず、間違ったやり方で逮捕者も出ています。
どうすれば、狙った場所にインバウンドを来てもらえるか。
その辺がカギとなりそうです。
まとめ
色々と考えてみましたが何を始めるにしても、それなりの準備と経験は必要だと言えます。
退職してから経験してるのでは遅いですよね。
今回例示した5つに関しては、サラリーマン時代から週末起業でもいいので、
少しずつ実績を残していくことで、退職時に慌てず行動できることになります。
この記事をお読みいただいてるという事は、多少なりとも老後の生活設計に不安をお持ちと思います。
少しでも早く行動して将来に備えていただきと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございます。