【加入者必見】個人賠償責任保険があれば、その自転車保険は無駄かもしれません?
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新型コロナウィルス感染拡大の陰でご存じない方も多いですが、
2020年4月1日から、東京都全域、奈良県、愛媛県でも自転車保険の義務化対象地域となっています。
義務化の動きは全国的なもので、自転車に乗る人は自転車保険は必須なものになってきています。

出典:au損保出典:au損保

注意点として、お住まいの地域が義務化対象地域でなくても、義務化地域で自転車に乗る場合は加入しなければいけません。

また、義務化されたから保険に加入すると行く考えは危険です。
自転車対歩行者の事故は年々増加傾向にあります。
2013年に小学生が自転車で行者とぶつかり、歩行者に後遺症がのこり、9500万円もの賠償責任を負う事になりました。
(このケースでは「監督義務を果たしていない」として母親が賠償責任を負いました)

万が一のことかもしれませんが、高額な賠償責任を負ってしまっても賠償できるように備えておきたいですし、
逆に被害を受けた時にしっかりと責任を取ってもらいたいと考えるのが自然です。

では、自転車に乗る人がそれぞれ自転車保険に加入する必要があるかというとそうではなく、
「自転車を運転しているときの賠償責任を補償する保険であればよい」という事になっています。
たとえば、自動車保険、火災保険、クレジットカードの特約として、「個人賠償責任保険」が付加されていればそれで対応が可能です。

逆に言うと、「個人賠償責任保険」に加入して入れば改めて自転車保険に加入する必要はないと言えます。
(自転車に乗っているご自身がケガをした場合の補償は除きます。)
また、「個人賠償責任保険」は補償対象が広く、被記名保険者(保険契約者)の家族も補償されます。

さて、さきほどあげた事例の小学生の母親ですが、実はこの「個別賠償責任保険」に加入していました。
そのおかげで、被害者に対して金銭的な賠償は果たせたわけです。

もし自転車保険を検討しているひとは、無駄な保険料を避けるため、まず加入している保険やカードを確認してくださいね。
ちなみに、私に言っていただけたら月々150円程度で加入できます(笑)

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