タイトル 2026年猛暑予想|家計を直撃する3つのリスクと対策【FP解説】
⚠ 2026年も死ぬほど暑い夏がやってくるらしい
こんにちは。奈良・橿原のFP、かながわFP相談所の金川です。
気象庁から、今年の夏(6月〜8月)の長期予報が出ました。結論、今年も全国的に平年より高い見込みです。2025年まで3年連続で最高気温を更新し続けて、もうこの異常な暑さは、私たちの生活の「前提条件」になってしまいました。
予報を見て、エアコン代や外出の億劫さにウンザリしている方も多いはず。ですが、FP視点で見れば、猛暑はもはや単なる天気の話ではありません。
財布をじわじわと削りに来るこのリスクに、どう立ち向かうべきか。プロの視点で「1,000円でできる対策」から「入院リスクの真実」まで、徹底的に深掘りしました。
1. 暑さが固定費をバグらせる
まず、誰の目にも明らかなのが光熱費です。エアコン24時間フル稼働、冷蔵庫のフルパワー運転。電気代が月に3,000円上がれば、3ヶ月で9,000円。これが毎年続けば、数年で無視できない差になります。
💡 意外な盲点は「ガソリン代」
猛暑の中、車内でエアコンを全開にすれば燃費は確実に落ちます。ガソリン価格が高止まりする中、お出かけのたびに家計にダメージが蓄積されていくのです。
明日からできる!「1,000円単位」の家計防衛術
光熱費を下げるために、高い最新家電をいきなり買う必要はありません。まずは物理的な「遮熱」から始めましょう。
- 遮光・遮熱カーテン(ニトリ等): 外からの熱気を遮断するだけで、エアコン効率は劇的に変わります。数千円の投資で、夏の電気代の数%をカットできるなら、利回りは抜群です。
- 窓断熱シート: 100円ショップやAmazonで買えるシートを窓に貼るだけ。これ、冬の結露対策だと思われがちですが、夏の「輻射熱」を抑えるのにも絶大な効果があります。
- サーキュレーターの併用: 冷気を循環させる。当たり前ですが、設定温度を1度上げるだけで、月数百円の節約になります。
こうした「小さな積み重ね」こそが、FPがまず勧めるべき固定費削減の基本です。
(関連記事:【FP監修】年間30万円を強制カットする固定費見直し術)
2. 熱中症保険は本当に追加で必要か?
最近はスマホで数百円から入れる熱中症保険をよく見かけます。ですが、不安だからと安易に加入するのは禁物。まずは、今入っている医療保険の保障内容を確認するのが先決です。
- ✅ 日帰りの点滴だけで給付金が出るか?(外来手術特約や通院特約の確認)
- ✅ 「入院」が条件になっていないか?(最近の医療保険は1日からOKが多いですが、古いものは注意)
不要な保険を重ねて固定費を上げては本末転倒。「足りない分だけを補う」のが鉄則です。もし、今のご自身の保険がどうなっているか不安なら、証券をスマホで撮って送ってもらえればすぐ診断できますよ。
3. 「攻めの節電」と入院リスクの真実
ここで、僕自身の経験を少しお話しさせてください。
僕は過去に大きな病気をして、健康のありがたみを痛いほど知っています。だからこそ言えるのですが、「無理な節電でお金を浮かそうとする」のは、家計管理として最悪の選択です。
⚠️ 「1万円の節電」のために「5万円の入院費」を払いますか?
猛暑の中、エアコンを我慢して熱中症で救急搬送されたらどうなるか。
救急車は無料かもしれませんが、その後の入院費、検査代、そして数日間の欠勤。会社員なら傷病手当金がありますが、自営業やフリーランスなら、その間の売上はゼロ。さらにお子さんがいる家庭なら、親が倒れた瞬間に家の中はパニックです。
FPとしてのアドバイスはこうです。「エアコン代を削るのではなく、他で無駄に払っている固定費を削って、冷房代に回しましょう」。
月々のスマホ代や、なんとなく入っているサブスクを一つ解約するだけで、猛暑のエアコン代なんて余裕で捻出できます。健康こそが、最大の資産形成。これを忘れてはいけません。
4. 生き残るための「住宅」戦略
断熱性能の高い家や太陽光発電は、もはやエコではなく「家計を守る防護服」です。自分で電気を作って使う自給自足の形は、猛暑時代において非常に強力な削減策になります。
特に、これから家を建てる、リフォームするという方は、見た目のオシャレさよりも「断熱性能(Ua値)」にこだわってください。ここはケチるところではありません。数十年間の電気代を前払いするような感覚で、投資すべきポイントです。
(関連記事:公務員の太陽光売電と副業リスク)
まとめ:夏が本格化する前に立ち止まる
奈良の盆地特有の、あのえげつない暑さが来る前に。光熱費、医療費、そして収入減のリスクを一度総点検してみませんか?
暑さは止められませんが、家計のダメージは減らせます。
猛暑に負けない家計相談
「うちの電気代、見直せる?」「この保険で大丈夫?」
どんな小さな悩みでも、地元のFPとしてフラットにお答えします。
かながわFP相談所 代表 金川 崇