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iDeCo(イデコ)よくある質問
制度が始まって4か月が過ぎた個人向け確定拠出年金・iDeCo(イデコ)
加入を検討している方も多くなってきていますね。
やはり将来の年金額に不安を感じてる方が多いという事なのでしょうね。
とてもおすすめできる制度ですから、多くの方に加入してもらいたいので、今回はiDeCo(イデコ)加入に関してよく質問されることをまとめてみます。
確定拠出年金・iDeCoは積み立て型の制度だけど、支払いはどのようにするの?
会社員の方は、原則給与から差し引かれます。
もしお勤めの会社が給与から差し引くことができないときはご自身の口座から引き落とすことが出来ます。会社員以外の方もご自身の口座から引き落としとなります。
なお、毎月26日が引き落とし日です。忘れずに用意しておきましょう。
もし26日に掛け金が不足していたらその月は積み立てが出来なかった事になります。複数月分を前払いしたり、不足分をまとめて支払うことはできません。
掛け金を増やしたり減らしたりすることも可能ですのでご自身のマネープランに応じた額を拠出していきましょう。
ただし、あまりに掛け金が少ないと所得控除で得るメリットより口座維持手数料の方が多くなり本末転倒な結果になってしまいますからご注意を。。。
積み立てた資産のはどのように受け取るの?
原則として積み立てた資産は60歳になった時点で加入期間が10年以上ある場合には受給権が発生し70歳になるまでの間で自身の都合で老齢給付金として受け取ることになります。
60歳までに加入者が高度障害や死亡してしまった場合はその時点で引き出すことが可能となります。加入者死亡の場合はご家族が一時金として受け取ります(なおこの一時金はみなし相続財産として相続税課税対象になります)
所得控除はの手続きはどうすればいいの?
自営業者や会社が給与から差し引いてもらえずご自身の口座から振替してる方には、国民年金基金連合会から送られる払い込み証明書を確定申告(2/16から3/15)の時に添付してください。
従業員で給与から差し引かれている方は、会社が計算してくるから特にする事はありません。
源泉徴収票の所得控除欄を確認してどれだけ減税できているか確認すると良いでしょう。
iDeCo(イデコ)は60歳まで引き出せない事がデメリットというけれど。。。
たしかに積み立てを続けると資産がどんどん増えていくし、それを万一の時に使えないのはデメリットと感じるかもしれませんよね。でも引き出せないからこそ老後資金が積み重なっていく訳で・・・
万一のための備えは所得控除で減税できた分をプールするとか、保険に入るとか色々と検討できるんですよ。
ですからデメリットばかりに目を奪われずにドンドン加入していくのがベストなんじゃないかと考えます。
(余談ですが国がこれだけ大きなメリットを提示してるということは、裏返せば年金問題は解決しないから自助努力してね。って言ってると僕は思っています)