教育資金の貯め方【2025年最新版】学資保険・新NISA・外貨建て保険をFPが比較解説

こんにちは!橿原市のFP、金川です。

「子どもの教育費、どうやって貯めればいいですか?」——学資保険が昔から定番でしたが、低金利時代を経て2024年以降は新NISAが有力な選択肢になっています。各手段を比較して整理します。

教育費、いくら必要か

幼稚園〜大学までの教育費の目安(文部科学省調査より):

  • 全て公立:約540万円
  • 全て私立:約1,800万円以上
  • 公立小中高+私立大(自宅通学):約800〜1,000万円

特に大学入学時に一気にお金が必要になる(入学金・前期学費で100〜150万円程度)ため、18歳までに目標額を計画的に貯めることが重要です。

主な貯め方3つの比較

① 学資保険

子どもの教育資金を目的とした保険です。満期時に学資金(保険金)が受け取れます。

  • メリット:契約者(親)が死亡した場合、以後の保険料が免除されて保障が続く。強制的に積み立てられる習慣ができる
  • デメリット:返戻率が低い(100〜106%程度が多い)。途中解約すると元本割れのリスク。インフレに対応できない

注意:学資保険は「死亡保障付きの積立」として機能します。純粋な資産形成目的では、他の手段と比べて効率が低いことが多いです。

② 新NISA(つみたて投資枠)

2024年から恒久化・大幅拡充された非課税投資制度です。教育資金目的での活用も有効です。

  • メリット:運用益が非課税。いつでも引き出し可能(18歳まで待つ必要なし)。学資保険より高い期待リターン
  • デメリット:元本保証なし(相場が下落すると目標額を下回るリスク)。教育費が必要なタイミングに相場が悪い可能性がある

月2万円を年率4〜5%で18年積み立てると、約570〜640万円になる計算です(税金なし)。

③ 外貨建て保険・変額保険

保険料を外貨や株式等で運用する保険です。学資保険の代替として勧められることがありますが、注意が必要です。

  • メリット:運用次第では学資保険より高いリターンの可能性
  • デメリット:為替リスク・運用リスクがある。手数料(コスト)が高い。解約控除期間があり流動性が低い

FPとして注意喚起:外貨建て・変額保険は手数料が高い商品が多く、「保険で資産形成」のコスパはNISAより劣ることがほとんどです。「元本保証がないのに手数料が高い」という構造を理解した上で判断してください。

3つの手段を比較する

比較項目学資保険新NISA外貨・変額保険
元本保証ほぼあり(低返戻率)なしなし
期待リターン低(〜106%程度)中〜高(長期で年4〜7%程度)中〜高(ただしコスト高)
流動性低(解約で元本割れ)高(いつでも引き出し可)低(解約控除あり)
死亡保障あり(保険料払込免除)なしあり(ただし保障は小さい)
手数料低め最低水準(インデックスなら)高い

FPのおすすめの考え方

基本方針:教育資金の積み立ては新NISAを主軸にするのがコスパ最良です。親が死亡した際の保障(保険料払込免除機能)を重視する場合は学資保険を一部組み合わせる選択肢もあります。外貨建て・変額保険は、手数料とリスクを十分に理解した上で慎重に判断してください。

まとめ:教育資金準備の手順

  1. 必要額・時期を確認する(大学進学予定・自宅か下宿か)
  2. 新NISAで毎月積み立てを開始する
  3. 死亡保障が心配なら学資保険を最小限で組み合わせる
  4. 外貨建て・変額保険は手数料を必ず確認する

教育資金の準備方法、FPと一緒に整理しましょう

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この記事を書いた人

かながわFP相談所

AFP2級FP技能士宅地建物取引士二種証券外務員

奈良県橿原市の独立系FP。外資系生保・乗合代理店・不動産会社での実務を経て独立。特定の保険会社・金融機関に属さない中立的な立場から、保険見直し・NISA・住宅ローン・ライフプランニングなど家計全般のご相談に対応。IFAとして資産運用アドバイスも行っています。

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