老齢年金はいつもらうべき?繰り上げ・繰り下げの違いと判断の考え方

老齢年金、いつから受け取るのが正解?

実際の相談でもよくあるのがこのテーマ。
「65歳から受け取るのが当たり前」──そんな思い込みで、繰り上げや繰り下げの検討をしないまま決めてしまう方が多いです。

でも本当は、生活設計や働き方、資産状況によって答えが変わるテーマです。

早くもらう?遅くして増やす?迷っている方は、
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基本を確認:繰り上げ・繰り下げでどれだけ変わる?

  • 繰り上げ受給:最大5年早く(60歳〜)、1ヶ月ごとに0.4%減額 → 最大24%減
  • 繰り下げ受給:最大5年遅く(70歳まで)、1ヶ月ごとに0.7%増額 → 最大42%増

月10万円が…

  • 60歳なら → 約76,000円
  • 70歳なら → 約142,000円

損益分岐点は81歳前後。でも、それだけで判断しないで

平均寿命である「81歳」を超えるかどうかが損益分岐点とされます。

でも、判断材料はそれだけではありません。
実際の相談現場では、次のようなことがよく話題になります。

こんな人は【繰り上げ】も選択肢

  • 健康面や家系的に寿命に不安がある
  • 早期退職などで貯金が少ない
  • 就労が難しく、生活費の補填が必要

こんな人は【繰り下げ】が向いている

  • 退職金や資産にある程度余裕がある
  • 65歳以降も働く予定がある
  • 老後の生活水準を高めたい

実は「第三の選択肢」もある

繰り下げて年金額を増やすのではなく、65歳から受け取って「運用に回す」という考え方もあります。

たとえば、年金をインフレに備える投資資金に回せば、
繰り下げの「42%増」より高い成果が出る可能性もあるわけです。

もちろんリスクもありますが、これは「年金を増やす」ではなく「年金を活かす」戦略です。

迷って当然。だからこそ一緒に考えませんか?

こんな問い、あなたも自分にできるでしょうか?

  • 70歳まで、今のように働けるか?
  • もらえる年金で毎月の生活は本当に成り立つか?
  • 5年受け取らずに暮らせる資金があるか?

この問いに「うーん…」となった方は、今が見直しのタイミングかもしれません。

奈良・橿原の年金相談なら

奈良県橿原市やその周辺でも、65歳以降の就労機会は徐々に増加しています。
ただし、都市部と比較すると職種や勤務条件の選択肢が限られている可能性があり、地域事情を踏まえた現実的な選択が必要です。

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奈良県橿原市の「かながわFP相談所」では、
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