【実体験】T-PEC(ティーペック)は意味ない?治らない五十肩→セカンドオピニオンで「手術」を決めるまで
半年治らない肩の痛み。「これ、本当に五十肩なのか?」
こんにちは、かながわFP相談所の金川です。今回はFPとしての解説ではなく、私自身の「右肩の手術」に至るまでの実体験をお伝えします。
最初は「肩が少し痛いな…」という程度でした。しかし、そこから半年、痛みは強くなる一方。夜間痛で眠れず、日常生活にも支障が出るほど悪化していきました。
「これは、よくある五十肩とは違うのでは?」
そう感じ始めたのは、この頃です。
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1. 近所の整形外科では改善が見えなかった
最初に受診したのは近所の整形外科でした。診断は「五十肩の疑い」。
- 痛み止めの内服
- ヒアルロン酸注射
- リハビリ通院
指示通り続けましたが、半年経っても症状は改善せず、むしろ悪化していきました。睡眠を妨げる夜間痛も続き、「これは違う」と確信に変わりました。
2. 医大に紹介されても状況が進まない
次に県内の医大へ紹介状を持って受診しました。しかし予約が取りづらく、診察は月に1回のペース。
- 主治医の診察日が限定されている
- 検査の調整が難しい
- 治療方針が「保存療法の継続」のまま進展しない
「このままでは仕事にも生活にも支障が出続ける」と感じ、別の突破口を探す必要がありました。
3. 保険の“おまけ”だと思っていたT-PECが転機になった
ふと、加入している医療保険に付いていた「T-PEC(ティーペック)」を思い出しました。普段は意識もしない付帯サービスですが、状況が状況なので利用してみることに。
T-PECに電話で症状と経過を伝えると、担当者から即答でこう言われました。
「奈良県内で肩関節の治療に強いのは、大和高田市立病院です」
自分では調べきれなかった情報が、一瞬で出てきた瞬間でした。これが大きな転機となります。
4. 大和高田市立病院は対応のスピードが段違いだった
T-PECの助言通り受診すると、それまでとは明らかに違うテンポで診療が進みました。
- レントゲンを当日中に撮影
- 医師の説明が明確で、判断が早い
特に驚いたのはMRIです。本来なら1〜2ヶ月先になるはずが、医師が調整してくださり当日撮影となりました。
「ようやく、本当に診てもらえている」と感じた瞬間でした。
5. MRIで「手術の選択肢」を提示され、迷わず決断できた理由
MRI画像からは、腱板断裂の疑いとの診断。
医師からは、保存療法で改善が見られない場合は手術が必要になる可能性を説明されました。
通常、手術と聞くと不安が先に立ちます。しかし私は迷わず決断することができました。
「医療保険で費用の心配はない。治る可能性があるなら早いほうが良い」
これはFPとしてではなく、患者としての素直な心境です。経済的不安がないことで、治療の判断がぶれずに済みました。
6. 手術で判明したのは「関節唇損傷」だった
手術をしてみると、実際の原因は腱板ではなく、関節唇(ラブルム)の損傷でした。
この損傷はMRIで見分けにくいこともあり、内視鏡を入れて初めて確定したとのことです。
もし近所のクリニックで治療を続けていたら、一生治らなかった可能性もあります。適切な病院にたどり着けたことは、本当に幸運でした。
7. 医療費と保険給付のリアルは別記事で詳しく公開
「実際いくらかかったのか?」「保険でどれだけカバーされたのか?」という点は、FPとして数字を整理して別記事にまとめています。
腱板断裂の疑い→手術で判明した関節唇損傷。奈良のFPが語る医療費と保険のリアル
まとめ:T-PECと保険が「道を開き」「決断を支えてくれた」
今回の経験を一言でまとめるなら、こうなります。
“T-PECで正しい病院にたどり着き、保険のおかげで迷わず治療を選べた”
医療迷子になっていた私に必要だったのは、正しい情報と経済的な安心でした。
もし今、治療が長引いて不安を感じている方がいれば、一度ご自身の保険証券を見直してみてください。そこに書かれている「付帯サービス」が、突破口になるかもしれません。
※本記事は筆者個人の体験談であり、特定の医療機関・治療法・保険商品を推奨するものではありません。治療方針は必ず専門医にご相談ください。
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