【実録】SNS投資詐欺の魔の手から家族を守る|70代の母と戦うFPが伝える「リテラシーの死角」

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【実録】SNS投資詐欺の魔の手から家族を守る|70代の母と戦うFPが伝える「リテラシーの死角」

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70代の母に届く大量の詐欺メール。ネット黎明期を知る世代の「自信」を狙う巧妙な手口とは?最新の億単位の被害事例と、家族一丸となって資産を守るための具体的な防衛策を独立FPが語ります。

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「おかしい」と感じた直感を信じてください。いま手を止めれば間に合います

この記事を読んでいるあなたは、おそらく今、SNSやLINEで誘われた投資に対して「もしかして詐欺ではないか?」という不安を抱えているはずです。

断言します。その直感は、ほぼ間違いなく正しいです。

「あと少し払えば出金できる」「自分だけは大丈夫」という思い込みが、被害を数千万、数億円へと拡大させます。まずは、2026年1月現在、日本中で起きている異常な被害実態を見て、ご自身の状況と照らし合わせてください。

2026年最新:警察の警告すら無視させる、あまりに巧妙な手口

つい先日報じられただけでも、以下のような凄まじい被害が出ています。これらはすべて、あなたと同じようにSNSから始まった事件です。

  • 大阪府:70代男性が計3億4500万円の被害
    警察が対面で「それは詐欺だ」と警告したにもかかわらず、失った金を取り戻したい心理を突かれ、その後も2300万円を振り込んでしまった。
  • 仙台市:40代男性が7700万円の被害
    投資家アシスタントを名乗る人物の指示で偽アプリを導入。画面上では資産が2億円以上に増えていたが、出金しようとした途端に連絡が途絶。

これらの被害者は、決して「無知」だったわけではありません。むしろ、ある程度の経験があるからこそ陥る罠があるのです。

70代を襲う「ITリテラシーの死角」:我が家の実録防衛戦

実は、私の70代の母もスマートフォンやタブレットを使いこなしていますが、日々、目を疑うような詐欺メールや勧誘がバンバン届きます。

今の70代は、90年代のネット黎明期を働き盛りで経験し、ネットバンキングの導入も自力で乗り越えてきた自負があります。しかし、その「自分はネットを分かっている」という自信こそが、現代のAIを駆使した劇場型詐欺の前では、最大の弱点となります。

我が家では、家族が一丸となって「少しでも怪しいものはまず私に共有する」という防衛ラインを敷いています。プロである私が横にいても、一瞬の隙を突こうとするのが現代の詐欺です。個人で戦うのは、もはや不可能なレベルに達していると認識すべきです。

プロの視点:年利5%の壁と「美味しい話」の矛盾

冷静になって考えてみてください。
正当なマーケットでリスクを取り、年利5%を出すことは非常に素晴らしい成果です。プロの世界でも、それ以上の利回りを確実に狙える案件があれば、国や機関投資家が数千億円単位で買い占めます。

「未公開の美味しい話」が、わざわざSNSのDMで個人のあなたに届く合理的な理由は、この世に一つもありません。

この言葉が出たら、その瞬間に「赤信号」です

相手が誰であれ、以下のフレーズが出た瞬間にやり取りを遮断し、警察に相談してください。

  • 「出金するためには、先に税金や手数料を払う必要がある」
  • 「利益を確定させるために保証金が必要だ」
  • 「この情報は他言無用。家族にも内密に」
  • 「海外の暗号資産口座を作って、指定のアドレスに送金してほしい」

まとめ:あなたの資産を守れるのは、あなたの冷徹な判断だけです

一度振り込んだお金を取り戻そうとして、さらに送金するのは「火に油を注ぐ」行為です。

結論:SNS発の投資勧誘はすべて詐欺とみなすべき。
根拠:2026年現在、億単位の被害が続出しており、公的機関がSNSで直接勧誘することはないため。
注意点:「自分だけは大丈夫」という自負が、家族の助言や警察の警告を遮断してしまう。
出典:2026年1月26日の最新報道、およびFPとしての実務経験。
確実性:極めて高い。