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個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の金融機関選びに悩んだら読む記事
個人向け確定拠出年金の愛称がiDeCo(イデコ)と決まりました。
新聞や雑誌などでも見かけることが多くなってきましたね。
今回は、実際に金融機関を選ぶポイントを考えます。
自分が運用していきたい商品があるか?
当たり前ですが、自分が許容できるリスクは人それぞれです、ローリスクで行きたいのにハイリスクな商品を無理に購入する必要はありませんよね。
ですから取扱商品が多い金融機関を選びましょう。
手数料が安いか?
確定拠出年金口座開設には、加入時手数料と年間手数料がかかります。
加入時手数料は名前の通り口座開設時に支払う必要のある手数料です、
従って一度口座開設時に支払ってしまえば以後払う必要がありませんから手数料の多寡はそれほど気にしなくてもいいでしょう。(どの金融機関も2~3千円程度です)
年間手数料は毎月支払う必要がある手数料の年額分です。
国民基金連合会に支払う金額が、1236円、事務委託先金融機関に支払う額が、768円合わせて2004円はどの金融機関を選んでも同じ額を支払う必要があります。
それとは別に運営管理機関(口座手数料)が必要で、金融機関によって0円(条件あり)から4000円とマチマチです。
長期投資を前提とした制度ですから、年間4,000円は30年で120,000円もの金額になってしまいます。
いかに手数料を安くするかが大切なポイントですよね。
結局金融機関はどこを選べばいいのか?
そうはいっても多くの金融機関がサービスを開始していて、どこを選べばよいか分からないという方も多いと思うので何社かピックアップしてみました。
SBI証券
商品数56本
口座手数料3888円(資産残金が50万円以上なら無料)
楽天証券
商品数28本
口座手数料2712円(資産残金が10万円以上なら無料)
スルガ銀行
商品数33本
口座手数料3240円(資産残金が50万円以上なら無料)
野村証券
商品数32本
口座手数料4104円
この中では楽天証券とSBI証券が商品も多く手数料も条件を満たせば安くなるのでオススメです。
ただし金融機関によって同じ商品(投資信託)でも信託報酬に違いがあることもあるので注意が必要です。
例としてTOPIX(東証株価指数)インデックス投資信託の場合SBI証券では0.2%程度だがスルガ銀行だと0.6%と大きな開きがあります。
信託報酬は長期間にわたり発生するコストなので注意して選ぶ必要があります。
今後新規参入する金融機関も増えていくと思われるので注視していきたいですね。