【初心者向け】投資初心者が知っておきたい、おすすめ5つの投資法【もう怖くない】
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新型コロナの影響で今後の生活などに不安を持つ方が激増しています。
そんな中で、客様から「初心者向けに資産運用って結局どうすればいいの?」、
「今から資産運用を始めたいと思っています。まずは何から手を付けたらいいか?
初心者でも資産運用をスタートを切れるようにアドバイスしてほしいです。」
と言った質問を良くされる様になりました。

世間には株式投資とか投資信託や不動産投資など・・
選択肢が多すぎて、なにが正解かわからないって方が沢山いらっしゃいますね。

初心者がするべき資産形成は結局のところ次のようになります。
まずは支出を減らし、貯蓄を増やす、そして収入をアップします。
そこから、資産運用をし続ける。
これが基本中の基本です。
資産運用を続けることで配当や利子所得、不動産所得を得ていく。
これが王道です。

しかし多くのが投資で失敗しているケースをよく見かけます。
どうして失敗するかと言えば、投資ではなく投機的な商品を購入してしまうからなんですね。
そもそも投資に見せかけてた詐欺商品など、売る側にとってメリットがあるものばかりが沢山あるからです。
インターネットで誰でも情報を得られるようになった反面、中途半端に学んだつもりになってる騙されてしまう人が本当に多いです。

今回は、投資初心者に向けて、
誰でも取り組める、5つの正しい投資法をお伝えしていきます。
これを実践することで、あなたの投資リテラシーは格段に上がっていきます。

貯金を増やすことが最優先

まず投資を始めるための資本である現金がないと何もスタートできません。
例えば、週に一日だけアルバイトをすることや、メルカリで不用品の売却など。
とにかく収入源を増やすことを意識してください。

それと同人に、固定費の見直しです。
生命保険であったり、自動車、携帯代など。
必要経費だと思い込んでるものを、もう一度考えてみる。
そして浮いた経費を貯蓄に回す事です。
保険の見直し
まずはじめはきっちりとした家計管理をするという事です。
つまり、収入と支出の管理をしっかりできるようになってから投資を始めるべきなんです。
こういった基礎的なことができないのに、高利率を謳った投機的な商品を購入したり、フルローンで不動産投資をしたり。。。
こうやって、投資の世界から退場した人って非常に多いんですね。
まずは基本の収支管理からが鉄則です、ここから始めきちんと学んで実践すれば、誰でも豊かになっていくんです。

株・債券から購入すること

聞きなれないかもしれませんが株式や債券などの事を伝統的資産と言います。
(細かく分類すれば、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券)
どうして,株や債券から購入するかというと、
例えば、国内株式であるトヨタや任天堂の株を購入した場合、株式市場に上場しているため金融庁が監視しています。
ですので比較的詐欺的な商品が少ないからです。

投資

反対に、これら以外の投資をオルタナティブ投資といいます。
ソーシャルレンディング、仮想通貨、FXなど。
ネットでこれらの広告を見る事がありますが、
高利率・高配当を謳って、いかにも儲かりそうと感じがちですが、
高い広告費を払ってでも投資初心者を参加させ、
事業主が儲かる様になってるものが殆どです。
ですので、初心者が投資対象とするには向きません。

ですので、まずは株式や債券から始める事をおすすめします。

小額からスタートすること

リスク
資産運用って、購入したものがそれ以上のお金を生むことですよね。
100万円で買ったものが、200万円で売却できる。
100万円で買ったものが元本はそのままだけど、毎年3万円を生んでくれる。
不動産収入や株式の配当もその仕組みですよね。

それでは、もっと投資額を増やしたら良いじゃないかって思うかもしれませんが、
投資にはリスクがつきものです。

つまり、いままでの投資成績がずっと保証されるわけではありません。
「現在、経済はこういう状況だから、これは値上がりする」みたいな人がいますが、
先の事なんて誰にも分りません。
今回のコロナショックが来ることを知っていた人なんていないでしょ。

100万円が、2倍になるかもしれない、半分になるかもしれない。
未来の値動きは予想できません。
いままで貯金しかしてこなかった人が、このような元本の動きをみると怖く感じることが多いんです。
ですから投資初心者がまず身に着けるべきものは、この値動きに慣れるという事です。

値動き

毎日毎日、値段が動いていくので、いきなり100万円の株をかったりしたら、
秒単位で99万円になったり101万円になったりすることもあり得るのです。
この値動きに惑わされないことが初心者にとっても大切です。
なので慣れてくるまで、大金を投じてはいけません。

どんなニュースがあると、どれくらい変動するか。
もしくは、一年でどれくらいの値動きをするのか。
こういったものが肌感覚で分かるようになってから、投資額を増やしていく。
小額から始めて安全を確認しつつ投資額を増やす。

それこそ、ドキドキしないレベルで(笑)
投資していてたのを忘れるくらいのレベルの方がちょうど良いです。
逆に、小額から始めて毎日ドキドキしているようだったらリスクを取りすぎという事です。

手数料は極力抑える

投資をするにあたり、次のような手数料がかかってきます。
・販売手数料 株や債券、投資信託などを購入するときに販売会社に支払う手数料です。
(最近では投資信託の購入でノーロードと言って手数料がかからないものが増えてきています。)
・運用手数料(信託報酬)投資商品を保有している期間にかかる管理費用です。
・為替手数料 外貨建ての商品を買う時に係る手数料。
・口座手数料 口座を開設したり維持したりするための費用です。

色んな手数料があるのですが、この手数料をいかに低くするか。
資産運用のカギとも言えます。

投資商品によっては、運用手数料(信託報酬)が3%を超えるものもあります。
持ってるだけで、年間3%の手数料がかかることになり、100万円だと毎年3万手数料が取られる
10年だと30万円・・・これってすごい金額だと思いませんか?

運用手数料(信託報酬)3%と聞いて、高いと感じるようになれば相場観が身についてきたと言えると思います。
また、運用手数料(信託報酬)が高いもの程、投資の成績がいいのかと言えばそうでもない。
手数料を払えば優秀なファンドマネージャーが素晴らしい運用をしてくれる訳ではありません。
前述しましたが、未来の事なんて誰にも分らないのです。
実際に、手数料に見合った成績を残している商品は少ないです。

例えば、100万円を投資して年間5%の運用成績が出たとします。
税金は考慮せず、これを売却すれば5万円の利益がでます。
が、手数料が3%だと手数料が3万円、実質2万円が利益となるわけですね。
一方、運用手数料(信託報酬)が0.15%といったものが普通にあり、
年間5%の運用利益を出すことも珍しくありません。

このケースだと、100万円に対し5万円が利益、そこから1500円の手数料が取られ、実質48500円の利益です。
この運用手数料(信託報酬)が低いことが大切な理由がお判りいただけたと思います。

できるだけ税金を払わない

手数料と同じく、税金も極力減らす事が大切です。
投資の世界では、投資後に出た利益に対しても課税されることになっています。
例えば、株を持っていて配当金がでた時、持っていた株を売却して利益が出た時など。
この税金も少なくなく、およそ20%持っていかれます。

例えば、100万円で買った株を売却したら200万円になった場合、
100万円の利益に対して課税され100万円の20%にあたる20万円を払う事になります。
銀行の普通預金の金利が0.001%の時代にもの凄いパーセンテージだと思いませんか?

ただ、国としては多くの人に資産運用をし易くするために、
NISAやiDeCoのような優遇税制を用意しています。
この制度を利用して資産運用をすると、利益に対する課税がなくなるわけです。
接積極的にして極力税金を払わないようにしたいですね。
(iDeCoに関しては、さらに所得税減税などの優遇税制がありますが別記事で紹介します。)
ちなみに、仮想通貨やFX,ソーシャルレンディングなどは、このような優遇制度が利用できません。
高い手数料を支払って、税金もきっちり取られる。
あまり魅力的な投資ではないことがお判りになると思います。

まとめ

今回は投資初心者に向けて、投資を始めるための5つの大切な視点を見てきました。
まずは、家計の収支を管理することからはじめ貯蓄を増やしていく。
小額から株や債券を購入していき、値動きになじんでいく。
そのなかで手数料や税金の仕組みを理解し極力少ないもの見極める事が大切ですね。

もちろん、株や債券以外にもおすすめできる投資商品はあるのですが、
初心者がまず金融リテラシーを身に着けるにはこれらがマストだと感じます。

この株や債券の具体的な銘柄などは、また別の機会でご紹介していきます。
世の中がこんな状況だからこそ、ただしい知識を知り投資をスタートしていただきたいです。

 

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